Jun 30 2011
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“ <6月27日>(月)
○あちらこちら(例えばここ)で述べていることですが、日本政府は復興予算の財源のことなんて深く考える必要はないのです。震災の被害額は15~25兆円と予測されていて、その全部を公費で賄う必要はないので、いいとこ「5兆円X3年間」程度の支出で事足りる。15兆円くらいなら、赤字国債を増やしてもどうってことありません。復興構想会議が増税を提案するっていうのは、どこかピントがずれているとしか思えない。
○そんなことより、平成23年度予算は44兆円の赤字国債の発行を前提としている。恒常的な赤字がこんなに大きいのは問題で、こっちを何とかしなきゃいけない。その原因は少子高齢化であって、これは毎年のように続く話である。それに比べりゃ、復興予算なんて所詮は期間限定なんだから可愛いもんです。
○この単純な理屈が、なかなか受け入れてもらえない。講演会などで上記のような話をすると、「でも、この震災がきっかけで、国債市場が崩れるんじゃないでしょうか」と切々と訴える人が出てくる。きっと「いい人」なんだと思う。震災のお陰で資金需要は減ってますから、むしろ政府が借り入れを増やす方がいいと思うんですけどね。
○あらためて思うのですが、今のタイミングで増税するのは政策としていかにもセンスが悪いので、そんなことをするくらいなら、医療費を思い切り上げて、年金の水準と需給資格を切り下げればいいと思う。恒常的な財政赤字が生じるのは、医療費と年金が主な理由ですから。財政赤字がどうしても心配だったら、そっちに取り組む方がまだしも筋がいいというものです。
○でも、それをやったら最後、途方もない反対に出くわすでしょう。そもそも自民党が下野することになったのも、「後期高齢者医療制度」と「消えた年金問題」が主な理由だったし。だから民主党政権は、「医療と年金」で大盤振る舞いをした上に、子ども手当てまで配っている。そりゃ財政赤字が膨れあがるのは当然ですわ。「仕分け」ったって、限界がありますし。
○結論として、まだしも消費税増税の方が政治的にやりやすいのかもしれない。そのための材料に「復興の財源」が使われる。まことに変な話ではありませぬか。
○あちらこちら(例えばここ)で述べていることですが、日本政府は復興予算の財源のことなんて深く考える必要はないのです。震災の被害額は15~25兆円と予測されていて、その全部を公費で賄う必要はないので、いいとこ「5兆円X3年間」程度の支出で事足りる。15兆円くらいなら、赤字国債を増やしてもどうってことありません。復興構想会議が増税を提案するっていうのは、どこかピントがずれているとしか思えない。
○そんなことより、平成23年度予算は44兆円の赤字国債の発行を前提としている。恒常的な赤字がこんなに大きいのは問題で、こっちを何とかしなきゃいけない。その原因は少子高齢化であって、これは毎年のように続く話である。それに比べりゃ、復興予算なんて所詮は期間限定なんだから可愛いもんです。
○この単純な理屈が、なかなか受け入れてもらえない。講演会などで上記のような話をすると、「でも、この震災がきっかけで、国債市場が崩れるんじゃないでしょうか」と切々と訴える人が出てくる。きっと「いい人」なんだと思う。震災のお陰で資金需要は減ってますから、むしろ政府が借り入れを増やす方がいいと思うんですけどね。
○あらためて思うのですが、今のタイミングで増税するのは政策としていかにもセンスが悪いので、そんなことをするくらいなら、医療費を思い切り上げて、年金の水準と需給資格を切り下げればいいと思う。恒常的な財政赤字が生じるのは、医療費と年金が主な理由ですから。財政赤字がどうしても心配だったら、そっちに取り組む方がまだしも筋がいいというものです。
○でも、それをやったら最後、途方もない反対に出くわすでしょう。そもそも自民党が下野することになったのも、「後期高齢者医療制度」と「消えた年金問題」が主な理由だったし。だから民主党政権は、「医療と年金」で大盤振る舞いをした上に、子ども手当てまで配っている。そりゃ財政赤字が膨れあがるのは当然ですわ。「仕分け」ったって、限界がありますし。
○結論として、まだしも消費税増税の方が政治的にやりやすいのかもしれない。そのための材料に「復興の財源」が使われる。まことに変な話ではありませぬか。