Jun 14 2011
∞
“ 彼 S君は、子供の頃からの夢でシェフになりたかった。
都会ではない地方の出身だったので、高校卒業後すぐに単身上京、
東京のレ ストランで下働きからの修行を始めました。
6年後、ようやく念願だったイタリアへ武者修行の旅へ3年間行く事が出来て
日本へ帰っ てから、ある小さいイタリアンのセカンドシェフとして働くように
なりました。
S君は性格も良く、腕も良いため、どんどん頭角を現 して来て、
ついには、それほど有名ではないけど、ある一流店のシェフとして
雇ってもらえる事になりました。
彼の子供の頃 からの夢は叶ったのです。
そのお店で腕を振るううちに、なじみのお客さんもたくさん増えて、
今度は自分のお店を出したく なりました。
でも、先立つものが不足しています。
その時、「俺と共同でお店をやらないか?」
と言うお誘いがあ り、S君もその話し乗ってしまいました。
今までのお店では、ただの雇われシェフで給料制でしたが、
今度はオーナーシェ フ。
お店が流行れば流行るほど、自分の収入も名声も上がって行きます。
このお話に興味を持つのは当然と言えば、当然でし た。
しかし、結果的に言うと、まだ彼には早かったのです。
雇われていた時は、材料の質は最高のものを使 い、ワインなど
飲料の事にはそれほど気を使わず、利益に敏感ではなくて、
売り上げさえ上げればそれで良いだろう、と思っていました。
で も、いざお店を経営すると、料理以外に気配りしないといけない事が
大幅に増えました。
従業員の教育もそうですし、仕入れ 先とのお付き合い、何より運転資金の
工面のために金融関係との交渉、なんか今までやった事もないお仕事に
謀殺される事になりました。
ほ とほと疲れ果てて、最終的には共同経営のもう一人に、お店を取られる事に
なりました。
大変な挫折を味わったそうです。
一 時期、人も信じられなくなったそうです。
その後、料理教室を自宅で開きましたが、それも上手く行かず、
現在は、やっと地 方の小さなお店の雇われシェフとして
働いています。
そもそも彼の夢はなんだったのでしょう?
『シェ フになる事』
でしたね。
『夢が叶う』=『成功』であれば、彼の人生は成功ですね。
でも、現実はそこでは 許してくれません。
つまり、『夢が叶った』『成功した』後の方が長い人生が待っている事の
ほうが、多いのです。
野 球選手など、その一番端的な例ですよね。
現役と引退後にとてつもない生き方の転換がある。
野球で行きて行こうと夢見る少 年が、その後の引退生活まで
考えて、野球を選ぶ事はありません。
しかし、かならずその現実はやって来るのです。
か ならず訪れる出来事なら、すべて受け入れて、苦しい事、辛い事、
それも含めて全部、楽しんで生きられるようにならないといけませんね。
シェ フのS君は
「また、1から出直しだけど、今が一番楽しい。
シェフになる!と言う夢が叶った後、色々あったけど、挫折があったからこそ
人に優しくなれたし、そんな気持ちを持っているからこそ
どんな安い素材を使っても、前より美味しい料理を
作れるようになった。」
と、 言っていました。
一つの山を越える事が出来た彼は、幸せそうでした。
『成功』=『夢が叶う』そして=『幸せに生 きる』
こうなりたいものです。
都会ではない地方の出身だったので、高校卒業後すぐに単身上京、
東京のレ ストランで下働きからの修行を始めました。
6年後、ようやく念願だったイタリアへ武者修行の旅へ3年間行く事が出来て
日本へ帰っ てから、ある小さいイタリアンのセカンドシェフとして働くように
なりました。
S君は性格も良く、腕も良いため、どんどん頭角を現 して来て、
ついには、それほど有名ではないけど、ある一流店のシェフとして
雇ってもらえる事になりました。
彼の子供の頃 からの夢は叶ったのです。
そのお店で腕を振るううちに、なじみのお客さんもたくさん増えて、
今度は自分のお店を出したく なりました。
でも、先立つものが不足しています。
その時、「俺と共同でお店をやらないか?」
と言うお誘いがあ り、S君もその話し乗ってしまいました。
今までのお店では、ただの雇われシェフで給料制でしたが、
今度はオーナーシェ フ。
お店が流行れば流行るほど、自分の収入も名声も上がって行きます。
このお話に興味を持つのは当然と言えば、当然でし た。
しかし、結果的に言うと、まだ彼には早かったのです。
雇われていた時は、材料の質は最高のものを使 い、ワインなど
飲料の事にはそれほど気を使わず、利益に敏感ではなくて、
売り上げさえ上げればそれで良いだろう、と思っていました。
で も、いざお店を経営すると、料理以外に気配りしないといけない事が
大幅に増えました。
従業員の教育もそうですし、仕入れ 先とのお付き合い、何より運転資金の
工面のために金融関係との交渉、なんか今までやった事もないお仕事に
謀殺される事になりました。
ほ とほと疲れ果てて、最終的には共同経営のもう一人に、お店を取られる事に
なりました。
大変な挫折を味わったそうです。
一 時期、人も信じられなくなったそうです。
その後、料理教室を自宅で開きましたが、それも上手く行かず、
現在は、やっと地 方の小さなお店の雇われシェフとして
働いています。
そもそも彼の夢はなんだったのでしょう?
『シェ フになる事』
でしたね。
『夢が叶う』=『成功』であれば、彼の人生は成功ですね。
でも、現実はそこでは 許してくれません。
つまり、『夢が叶った』『成功した』後の方が長い人生が待っている事の
ほうが、多いのです。
野 球選手など、その一番端的な例ですよね。
現役と引退後にとてつもない生き方の転換がある。
野球で行きて行こうと夢見る少 年が、その後の引退生活まで
考えて、野球を選ぶ事はありません。
しかし、かならずその現実はやって来るのです。
か ならず訪れる出来事なら、すべて受け入れて、苦しい事、辛い事、
それも含めて全部、楽しんで生きられるようにならないといけませんね。
シェ フのS君は
「また、1から出直しだけど、今が一番楽しい。
シェフになる!と言う夢が叶った後、色々あったけど、挫折があったからこそ
人に優しくなれたし、そんな気持ちを持っているからこそ
どんな安い素材を使っても、前より美味しい料理を
作れるようになった。」
と、 言っていました。
一つの山を越える事が出来た彼は、幸せそうでした。
『成功』=『夢が叶う』そして=『幸せに生 きる』
こうなりたいものです。
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成功とは、なんぞや?|田中公平のブログ My Quest for Beauty (via petapeta) (via masaka) (via oosawatechnica)
2010-06-10 (via gkojay) (via samuri) (via gladdesign)
ええ話や。なみだなみだ。